〔COLUMN〕気になるそのシミ、実は肝斑かも・・!

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1d063d917e416053291eb778c191265c_s[1]出来てしまったそのシミ、原因は分かりますか?シミには種類があり、それによってケア方法も異なります。
今回は特に厄介者といわれるシミ「肝斑」の傾向と対策を勉強しましょう。

 

◆肝斑の特徴

多くのシミは紫外線を浴びてできるのに対し、肝斑は紫外線に当たらなくても発生します。また他のシミと比べて肌への出方が特徴的です。

◎左右対称に出やすい
至るところにポツポツ出るシミとは違い、肝斑は左右対称・同じ大きさ・両頬に出ることが多いと言われています。

◎30代~40代の女性に発生しやすい
女性ホルモンが1番活発になる30代〜40代、また出産を終えた女性に発生しやすと言われています。
また、60代ではほとんど見られず、むしろその年代になるとシミが薄くなったり、消えたりすることが知られています。

◎ハッキリした色ではなく薄茶色またはグレー
くすみが強く、どんよりとした色が特徴。そのため肝斑が増えるほど、肌全体がトーンダウンしてしまいます。
※「肝斑」の由来は色が肝臓に似ているからであり、肝機能や肝障害とは一切関係ないそうです!

 

◆肝斑の原因

肝斑が発症する原因は、ハッキリと解明されていません。しかし、妊娠や経口避妊薬(ピル)が発症を促したり症状を悪化させたりすることから、女性ホルモンが大きく影響していると言われています。
またストレスも原因のひとつで、シミができたというストレスがさらに症状を悪化させるという悪循環も見られます。

 

◆肝斑のケア方法

紫外線で出来たシミと間違われやすい肝斑ですが、ケア方法を誤るとさらに症状を悪化させてしまうことも・・!
そのため自己判断でケアを進めるのではなく、皮膚科への受診をオススメします。

肝斑と診断された場合、以下の薬を処方される事が一般的なようです。

♯トラネキサム酸の内服

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、メラノサイト活性化因子「プラスミン」を抑制する作用を持っています。内服することにより顔だけでなく身体全体のシミ予防や改善に効果が期待できます。
副作用の心配はないと言われていますが、高齢者の服用は注意が必要だったり、他の薬との相性もあるようなのでしっかりお医者さんの説明を受けましょう。

♯外用薬

トラネキサム酸の内服と同時に「ハイドロキノン」や「トレチノイン」などの外用薬を処方される場合があります。
ハイドロキノンは「チロシナーゼ」というメラニンを作る酵素を阻害する美白成分で、トレチノインは肌のターンオーバーを早めメラニンの排出を促進してシミを薄くする作用があるとされています。

外用薬・内服薬、どちらも用法・用量をしっかり守って正しく服用しましょう。
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◆やってはいけない!間違ったケア

\刺激を与える/
肝斑のケアで1番やってはいけないことは「刺激を与えること」です。
顔の血行促進にと念入りにフェイスマッサージしたり、化粧水を付ける際に強くパッティングする事は控え、優しくケアしましょう。

\シミ用レーザー/
最新の研究により肌に炎症が起きない弱いパワーのレーザー治療も出はじめています。
しかし、万が一肌に合わないレーザーを当ててしまうと、その刺激から色素沈着などを起こして悪化!なんてことも。
安易にレーザー治療で肝斑を取ってもらうのはNGです!充分に説明を受け、納得できる方法で治療を受けましょう。

 

◆肝斑の予防法

「肝斑だから紫外線は関係ない」と対策を怠ってはいけません。紫外線は肝斑を悪化させる原因のひとつ。1年を通してUVケアをする必要があります。
また、ストレスをためないために十分な休養や睡眠、バランスのとれた食生活も重要です。
肝斑を治すため・予防するために、普段の生活でできることを着実に実行しましょう。
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ケアが難しく再発も多いとされている肝斑。
信頼できる皮膚科を見つけ、お医者さんの診断に従って長期的・継続的に治療し、「脱!肝斑」を目指しましょう。